経理担当を採用するより外注が得?コスト比較シミュレーション
「経理担当を採用しようか、外注しようか迷っている」「採用した方が品質が安定するのか」――この判断は中小企業経営者にとって重要な意思決定です。
本記事では、経理担当を採用した場合と外注(経理代行)した場合のコストを数字で比較し、どちらが得かを判断する基準を解説します。
この記事でわかること
- 経理担当採用の「隠れたコスト」の実態
- 採用 vs 外注のコスト比較シミュレーション(3パターン)
- 外注(経理代行)の方が得になる条件
- 採用を選ぶべき場合の判断基準
経理担当を採用した場合の「本当のコスト」
経理担当を採用する際、給与だけでなく以下のコストが発生します。多くの経営者が意識していない「隠れたコスト」があります。
経理担当採用時の年間コスト内訳(パート・週4日勤務想定)
| コスト項目 | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| 給与(時給1,500円×月80h) | 120,000円 | 1,440,000円 |
| 社会保険料(企業負担分) | 18,000円 | 216,000円 |
| 採用コスト(初年度) | — | 100,000〜300,000円 |
| 教育・研修コスト(初年度) | — | 50,000〜100,000円 |
| クラウド会計ライセンス | 3,000円 | 36,000円 |
| 合計(初年度) | — | 約200〜210万円/年 |
さらに見落とされがちなコストがあります。
- 退職時の採用コスト再発生:経理担当が退職するたびに採用費・教育費が再発生
- 繁忙期の残業代:決算・確定申告期の残業が増加
- 有給休暇・産休育休期間の業務停止:一人担当制では代替が効かない
- ミスの修正コスト:仕訳ミス・転記ミスの修正に費やす時間
コスト比較シミュレーション(3パターン)
パターン1:個人事業主・一人会社(仕訳月50件以下)
採用 vs 外注 コスト比較
| 比較項目 | 採用(パート) | 外注(経理代行) |
|---|---|---|
| 月額費用 | 8〜15万円 | 3〜5万円 |
| 年間費用(概算) | 100〜180万円 | 36〜60万円 |
| 退職リスク | 高(採用費再発生) | なし |
➡ 外注の方が年間60〜120万円のコスト削減
パターン2:中小企業(従業員10〜30名・仕訳月100〜200件)
採用 vs 外注 コスト比較
| 比較項目 | 採用(正社員) | 外注(経理代行) |
|---|---|---|
| 月額費用 | 25〜35万円 | 5〜10万円 |
| 年間費用(概算) | 300〜420万円 | 60〜120万円 |
| 専門性 | 個人依存 | 専門チーム対応 |
➡ 外注の方が年間200〜300万円のコスト削減
パターン3:成長期スタートアップ(CFO機能が必要)
CFOを採用する場合は年収800万〜1,200万円+採用費が必要です。CFOアウトソースなら月20〜30万円(年240〜360万円)で専門家チームを活用できます。
外注(経理代行)が特に有利な条件
- 月間仕訳件数が200件以下:正社員を雇うほどの業務量がない
- スタートアップ・成長期:業務量が変動し、固定費を抑えたい
- 経理担当が退職した:採用まで時間がかかる場合の即戦力として
- 専門的なスキルが必要:電帳法・インボイス・補助金など特定業務への対応
採用を選ぶべき場合の判断基準
以下の条件に複数該当する場合は、採用の方が適している場合もあります。
- 月間仕訳件数が500件を超え、業務量が安定している
- 経理業務と経営戦略(CFO機能)を一体で管理したい
- 社内に経理ノウハウを蓄積・内製化したい
- 業種特有の複雑な経理処理が大量にある
まとめ:ほとんどの中小企業では「外注が得」
コスト比較の結果、月間仕訳200件以下の中小企業・スタートアップ・個人事業主のほとんどは、経理担当を採用するより外注した方が年間50〜300万円のコスト削減になります。
さらに採用コスト・退職リスク・教育コストを加味すると、外注の優位性はより明確です。「経理に詳しい人を採用しようとしているが、実はもっと安く品質の高い経理体制を作れる」という状況が、多くの中小企業で起きています。
よくある質問
- 経理担当を採用する場合の年間コストはいくらですか?
- 中小企業でパート・アルバイト(時給1,500円×月80時間)を採用した場合、給与だけで月12万円・年144万円かかります。これに社会保険料・採用コスト・教育コスト・ツール費用を加えると、初年度は年200〜250万円になることも珍しくありません。
- 経理外注(BPO)の方がコストが安いのはどんな場合ですか?
- 月間仕訳件数が200件以下の中小企業・スタートアップ・個人事業主は、経理外注の方がコストが安くなる可能性が高いです。特に採用コスト・教育コスト・退職リスクを考慮すると、外注の方がトータルで得になるケースがほとんどです。
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